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事務所通信

藤井会計では毎月お客様にとって有益な情報をタイムリーに発信しています。
補助金、税制改正、黒字化へのポイントなど必見です!

2025.2.10【事務所通信、2025年2月号】


令和7年度税制改正のポイントを解説します。

今回は103万円の壁を取り上げます。


所得税の非課税範囲が変わります

 令和7年度税制改正大綱が昨年末に公表されました。2月~3月の国会での審議結果による内容の変更が十分に想定されますが、今回は話題となった103万円の壁について解説します。その他の税制改正事項は事務所通信令和7年度改正税法特集号「令和7年度税制改正のポイント」をご確認下さい。

《非課税収入の範囲が拡大します》
非課税給与収入 103万円→123万円へ
 基礎控除、給与所得控除が10万円ずつ引き上げられます。
 合計20万円の控除額の引き上げにより、非課税給与の範囲が103万円から123万円に拡大します。
 基礎控除 48万円→58万円へ ※所得金額2,350万円以下
 給与所得控除 55万円→65万円へ

《新たな控除が創設されます》
 対象:19歳~22歳の大学生年代
 大学生年代の子供に対する控除は、令和6年までは給与収入103万円以下に限って控除額は63万円で一律でした。給与収入が少しでも103万円を超えると控除が受けられなくなります。
 令和7年からは大学生年代のお子様等の収入金額に応じた下記表の様な控除額が適用されます。お子様の所得に応じて段階的に控除額が減ります。

所得税の非課税範囲が変わります

例えば給与収入が150万円以下(月額12万5千円)であれば所得合計が85万円となり、63万円の扶養控除を受けられます。

※所得123万円 → 収入188万円
※所得に65万円を足した額が収入目安

 今年も新たな税制改正事項を藤井会計よりタイムリーにご案内しますので安心して経営に専念して下さい。事務所メンバー一同ご支援します。

所長よりお知らせ

4月からの決算報告会について

 年に一度決算申告時に決算報告会を開催しています。今までは関与先様の事務所等にお伺いして決算報告会を開催していましたが、4月以降は藤井会計会議室での開催に変更を検討しています。ありがたい事に関与先様の増加により全ての関与先様を訪問することが難しい状況になりつつあります。藤井会計会議室で開催することで皆様とじっくり対面でお話しする機会を作りたいと考えています。
 決算報告会の開催方法変更に伴い、昨年からご案内している社長の夢マップの企画も進めていきます。決算報告会時に社長の皆様の夢を色紙に書いていただき写真撮影をします。撮影した写真は藤井会計の会議室に飾り、毎年の決算報告会で1年前のご自身の夢を振り返っていただきます。目標達成状況の確認(CHECK)と次の目標に向けた行動(DO)をご支援します。

2025.2.10【事務所通信、2025年2月号】

2025.1.13 【事務所通信、2025年1月号】


新年あけましておめでとうございます!

巳年の今年はしなやかな発想で大きく飛躍する年にしましょう


2024年の振り返り

 2024年は皆様にとってどのような1年でしたでしょうか?

 藤井会計では年始の会議時に昨年1年間の振り返りと今年1年間の目標設定をします。

 2024年を振り返ると、会計・税務の世界では大きくDX化が加速しました。DX対応におけるTKCシステムのレベルアップ速度も速く、経理業務の効率化も可能になりました。近年はAIによる業務やサービスの変化のスピードが速く、AIにはできない感情の理解や共感という領域で勝負をしないと今の価値はなくなるという危機感も改めて感じた年でした。

 また昨年末も恒例となった藤井会計事務所セミナーを開催できました。黒字化と融資審査のポイントを題材に多くの顧問先、関係者の皆様にご参加頂き誠にありがとうございました。今年も開催を予定していますのでぜひご参加下さい!

2025年の目標設定

 2025年も引き続き物価高騰の影響が色濃く残り、厳しい経済環境が続いています。また、税務行政のデジタル化はかなりのスピードで進み、2年~3年後に税務・会計の世界はまったく別者になっていそうです。

 そこで当事務所では引き続き「伴走支援」、「会計で会社を強くする」を合言葉に顧問先の皆様の①黒字決算の支援に徹底的にこだわること②DX化加速を強力にご支援することを2025年の目標として設定しました。また、藤井会計は今年も従業員採用目標を2名とし、増員することで皆様のご支援体制をパワーアップしていきます!1月よりご紹介キャンペーンも展開し、従業員数、関与先様の拡大を目指します(詳細は別紙紹介キャンペーン資料をご参照下さい)。藤井会計の目的の一つに関与先の黒字化支援を通じた社会への価値提供と存在意義の発揮があります。この目的を2つの目標の実践で達成していきます。

2025年の目標設定

 さて、皆様はどのような目的・目標(=夢)をお持ちでしょうか?目的・目標を表現すると図のようになります。目的は大きな視点で達成したい姿、目標は目的を達成するための数値目標でこの数字を事業計画にまとめます。目標を達成するための計画を日々実践することで長期的な視点での目的を達成していきます。
年始に思い描いた夢も、途中想定外の事態が起こり軌道修正が必要になるかもしれません。
夢を達成するために最も重要なことは、
タイムリーに自社の状況を把握し、そこから改善アクションにいかに早く繋げられるかということに尽きます。改善アクションに早くつなげるためには月次決算を通じて月次レベルで軌道修正していく体制の構築が効果的です。

 2025年の目標を数字化して一緒に事業計画を作成しましょう!決算報告時に皆様の事業を大きく成長させるための「社長の夢マップ」企画を加速していきます。この企画で毎決算期ごとに目標を達成できたかの確認(CHECK)と目的に突き進む日々の実践(DO)をご支援します。今年1年が飛躍の年となるように一緒に頑張りましょう!

2024.1.10 【事務所通信、2025年1月号】